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成長ハワイアン絶好の内枠で波乱/秋華賞

11日、坂路で追い切られたハワイアンウインド(手前)(撮影・奥田泰也)
11日、坂路で追い切られたハワイアンウインド(手前)(撮影・奥田泰也)

<G1的中伝キナミの帝王:秋華賞>

 3歳牝馬3冠最終戦、秋華賞(G1、芝2000メートル、14日=京都競馬場)の枠順が12日、確定した。この秋、高配当を連発して眠りから覚めた大穴の木南友輔は、連勝中の上がり馬ハワイアンウインドで攻める。春に減らした馬体が戻り、絶好の内枠4番と運も向いてきた。史上4頭目の牝馬3冠が懸かるジェンティルドンナの前に立ちはだかる。

 オークスの翌週、「今週の極ウマ」で自分は次のように記した。「桜花賞翌週の取材、石坂厩舎スタッフと岩田騎手は○ジェンティルドンナの2冠に自信満々だった。言葉通りの強さ。川田騎手も完璧だった。その外からねじ伏せにいった最高級の◎ハナズゴールは7着。直線の加速には一瞬、凱旋門賞が見えた。最後失速したのに上がり時計が2位…。潔い競馬は胸を張れる。秋の逆転を」。しかし3歳牝馬3冠最終戦、☆ハナズゴールは4番手評価にとどめた。古馬相手のG2札幌記念で4着と力を見せたが、前哨戦ローズSを熱発のため、回避した。小柄な女の子だけに影響は大きいはず。競馬界の最高峰であるG1競走、ましてや、3冠牝馬が誕生する“かもしれない”一戦。狙うべき馬、そして、勝つ馬は万全な体調の馬だろう。

 岩田騎手と▲ジェンティルドンナのコンビが強いのは間違いない。ただ、この秋のトレセン取材で他陣営から「印を持っていってくれるのはありがたい」「跳びが大きいから内回りはどうだろうか」という声が聞こえたのも事実。“絶対3冠”とは思えない。血統、連勝の勢い、展開…、良血馬ハワイアンウインドで勝負したい。

 この血統なら大仕事をやってのけてもおかしくない。馬名の「ウインド」はディープインパクトの母親として有名な祖母ウインドインハーヘアに由来し、母の父デインヒルはオルフェーヴルと並び称される英国の怪物フランケル(デビュー13連勝中)に共通。父キングカメハメハは昨年のリーディングサイアーなのだ。

 2走前に500万クラスをレコード勝ちした走りも見事だが、1000万クラスの前走は圧巻だった。直線で前をふさがれ、左右から寄られ、間を割って割ってのゴール前差し切り。スムーズな競馬なら3馬身突き抜けていたのではないか。上がり3ハロンの時計や走破時計は異なるが、トライアルのローズS組より強烈なパフォーマンスだったと思う。5月の未勝利戦で448キロだった馬体重が7月には472キロへ。今週の追い切りは栗東坂路をおじディープばりの大きなストライドで駆け上がった。

 持ってる男の“もう一発”が怖い。短期免許で来日のピンナ騎手は免許が切れるため、今週がラスト騎乗。弱冠23歳のイタリア人は騎乗馬の質を考えれば、成績はさえない印象だ。自分には他に買いたい魅力的な日本人騎手がたくさんいる。ただ…、昨年の天皇賞・秋は短期免許ラスト騎乗でのG1初制覇だった。勝負強い男の一撃に期待する。

 末脚勝負で▲ジェンティルドンナに分の悪い○ヴィルシーナ、△アイムユアーズは早めの競馬をするはず。厳しい流れになれば、展開が向くのは内枠の差し馬になる。最高級の◎ハワイアンウインドの出番だ。京都内回り2000メートル戦。速い流れをインでじっくりと脚をため、直線一気に突き抜ける。3歳牝馬最終戦、秋華賞を制するのはハワイアンウインドの豪脚だ。

 馬連(4)から(1)(14)(10)(2)(3)(17)。

 3連単(4)-(1)(2)(3)(10)(14)(17)-(1)(2)(3)(10)(14)(17)。

 [2012年10月13日8時48分 紙面から]




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