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エピセ武と打倒カナロア再現/高松宮記念

12年9月、セントウルSを制したエピセアローム(左手前)。奥は2着ロードカナロア
12年9月、セントウルSを制したエピセアローム(左手前)。奥は2着ロードカナロア

<G1的中伝・キナミの帝王:高松宮記念>

 1強ムードに待った-。春の短距離王決定戦・高松宮記念(G1、芝1200メートル、24日=中京)の枠順が22日、決まった。年末の香港スプリントで世界一の座についたロードカナロア(牡5、安田)が断然人気だが、「キナミの帝王」の木南友輔は2枠3番エピセアローム(牝4、石坂)を◎に指名した。直接対決で破ったこともある4歳牝馬が天才武豊騎手のエスコートで激走する。

 凱旋門賞、ブリーダーズカップ、ドバイ国際競走…、日本のホースマンが世界最高峰の一戦と位置づけ、同様に憧れるレースの1つに香港スプリントがある。シャティン競馬場で行われるこのレースには世界中から強豪スプリンターが参戦。ハイレベルな戦いにこれまで幾多の日本馬が挑んで、はね返されてきた(一昨年、カレンチャンの5着が最高成績)。

 この難攻不落の一戦を昨年制したのが、ロードカナロアと岩田騎手だった。日曜に中京競馬場で行われる高松宮記念は、世界が注目する最強スプリンターのG1レース。じゃあ勝つ馬は決まっている…、いや、そんなことはない。六十数秒で決着するスプリント戦は各馬の状態や枠順、騎手の腕で順位は大きく変わる。栄枯盛衰の激しいカテゴリー。自分は◎エピセアロームを推奨したい。

 ◎もワールドクラスの能力を持っている。今回のメンバーで岩田騎手が乗ったロードカナロアに勝った唯一の馬。1200メートル戦では直接対決で1勝1敗と五分の戦績だ。昨秋のセントウルSで差し切り、スプリンターズSは4着に敗れながらも可能性を感じさせた。完成途上の3歳秋に古馬G1で0秒3差。レース後の武豊騎手は本当に悔しそうだったし、「来年が楽しみ」と口にした。勝ったロードカナロアに直線入り口で離されながら、ゴールへ向けて猛追し、最後は差を詰めた。今回は直線の短い中山ではなく、昨年から直線が長くなった新装中京コース。逆転シーンが容易に想像できる。

 G1制覇へ文句のない状態だ。今週は栗東坂路で武豊騎手を背に4ハロン53秒1-ラスト13秒5の時計をマークしている。馬場が悪かったので時計はあまり目立たないが、最後まで集中して走り、力強く末脚を伸ばした。前走の阪急杯は休み明けで9着に敗れたが、巻き返しへ態勢は整っている。「折り合いは心配しなくていい」。今年に入って京都記念、チューリップ賞で重賞を勝ち、復調気配の天才武豊騎手。百戦錬磨の鞍上にはG1で勝負する手応えがある。

 展開も向く。内枠で近い枠の馬は差し追い込み馬ばかり。スタートを決め、外枠から出て行く逃げ馬を見ながら、道中は好位のインで折り合える。あとは持ち味のスプリント能力を発揮するだけだ。同厩舎同世代のジェンティルドンナは昨年の年度代表馬に輝き、来週のドバイ遠征へ向かう。中距離路線を制するライバルにG1制覇でエールを送りたいところ。世界中が注目する一戦、制するのは◎エピセアロームだ。

 馬連(3)-(11)(15)(12)(6)(8)(9)。

 3連単(3)-(6)(8)(9)(11)(12)(15)-(6)(8)(9)(11)(12)(15)。

 [2013年3月23日8時55分 紙面から]

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