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オルフェ 池江師評価「80点」/有馬記念

併せ馬で追い切ったオルフェーヴル(手前)だったが、ゴール先着できなかった
併せ馬で追い切ったオルフェーヴル(手前)だったが、ゴール先着できなかった

<有馬記念:追い切り>

 オルフェ80点。有馬記念(G1、芝2500メートル、22日=中山)に向けた最終追い切りが18日、東西トレセンで行われた。引退レースとなる3冠馬オルフェーヴル(牡5、池江)は、栗東坂路で現役最後の追い切り。池添謙一騎手(34)を背に4ハロン52秒3-12秒9。最終追い切りでは常に先着してきたが、併入にとどまった。池江泰寿調教師(44)は(1)序盤で引っ掛かった(2)調教で走らなくなっている、を理由に「80点くらい」と評価した。

 無数の雨粒と視線を浴びながら、無人の坂路にオルフェーヴルが姿を現した。午前7時の開門直後。主戦の池添を背に、現役ラストの追い切りが始まる。他馬は遠慮して進路を開け、一番乗りを譲った。

 ファンを魅了してやまなかったスターホースは、最後の“謎”を提供した。過去20戦、最終追い切りでは必ず先着してきたが、併入にとどまった。激しく前後する手綱とは裏腹に、前方のダノンウィスラー(古馬1600万)との差はなかなか詰まらない。ラスト2ハロン12秒3-12秒9とやや脚勢を鈍らせ、ようやく鼻を並べたところがゴールだった。

 池添騎手 先生(池江調教師)からは「残り300メートルから抜け出して」と言われていたけど、最初で(併走馬と)だいぶ距離が開いて、予定と違う形になった。凱旋門賞で目いっぱいにつくってると思うので、過去最高の出来ではないかもしれないけど、いい感じだと思う。去年のジャパンC(2着)より間違いなくいい。

 懐疑の交じった目を向けられても「チーム・オルフェ」に悲観はなかった。池江師も「いつもならラストは12秒台前半で突き抜けるけど、生き物だしすべてがうまくはいかない。十分じゃないですか。80点くらいはあげられる」と評価した。理由としては(1)序盤に引っ掛かった(2)調教で走らなくなっている-の2点を挙げた。笑みも浮かべながら信頼を口にした主戦騎手は、力強く言い切った。

 池添騎手 この馬に関しては、普通の状態であれば大丈夫です。

 地力が違う。究極の出来ではなくても、問題などない。そう信じている。

 池添騎手 約3年半、うれしいことも悔しいこともあった。(凱旋門賞で)乗れない悔しさもあった。かけがえのない存在。しっかりラストランを飾って、気持ち良く引退式を迎えたい。

 池添の目に焼きついている光景がある。2年前の有馬記念、レース後に行われたブエナビスタの引退式だ。2番人気で7着に敗れ、観客席からは心ない声も聞こえた。「かわいそうだった」。直前の表彰式では自分とオルフェーヴルが大歓声で迎えられたばかり。勝負の残酷さを痛感した。騎手人生最高の相棒には、笑顔に包まれた花道を歩ませたい。追い切りの動きぐらいで信頼は揺るがない。最後まで最強と信じて、手綱を握るだけだ。【太田尚樹】

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 [2013年12月19日8時51分 紙面から]

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