パチューカの日本代表FW本田圭佑(31)が30日、半年ぶりに招集されたベルギーでの国際親善試合2試合を終えて拠点のメキシコに戻り、ツイッターでつぶやいた。

 「勝てなかったこと、良いプレーが出来なかったことには必ず理由があるわけやけど、改善する為の魔法はない。どんな状況であるにせよ、一番厄介な敵が自分自身であるという事実は変わることがない」

 1-1で引き分けた23日のマリ戦は途中出場、1-2で敗れた27日ウクライナ戦は先発したが途中交代。チーム、個人ともに結果は残せなかった。

 ワールドカップ(W杯)最終23人のメンバー入りへ、当落線上とみられるが、合宿中の21日には「選ばれるためだけのW杯なんて何の意味もない」と言っている。日本代表ハリルホジッチ監督からはかつてのように重用されていない。指揮官の評価、周囲の声など気になる点は多いはずだが、あくまで自分自身と向き合い、信じる道を突き進むようだ。