北海道コンサドーレ札幌MF三好康児(21)が3日、ジャカルタ・アジア大会(インドネシア)に出場するU-21日本代表に選出された。開催まで2年を切った東京オリンピック(五輪)期待の星は「オリンピックまでの期間で(国際試合で)真剣勝負できる機会はなかなかない。すごくいい舞台。どの国もタイトルを目指してやってくる。日本も気持ちで負けないように」と、2大会ぶりの優勝に導く覚悟を口にした。

 A代表と兼任する森保監督の目の前で、存在感を示したい。「アピールすれば、その分、A代表に近づいてくるかな。1日1日がアピールの場になる」と見据える。活躍次第で森保ジャパン初陣となる9月の国際親善試合での初招集も夢ではない。

 今季加入後リーグ戦初ゴールで自信を手にする。明日5日のホーム柏戦(札幌ドーム)、続く11日ホームC大阪戦後にチームを離れ、日の丸を背負う。リーグ戦は最大4試合の欠場となる。「しっかり結果を残して(アジア大会へ)弾みをつけたい。(ゴールを)狙いたい」と宣言。チームでの仕事を果たし、14日ネパールとの初戦に向かう。【保坂果那】