FC東京MF橋本拳人(25)が19日、日本代表に初めて選ばれた。MF守田英正(23)の負傷離脱に伴って追加選出。調整主体の初練習を終え「まだ実感が湧かない。全員とも話せていない」と初々しく語りながら「Jでアピールしてきたから入れたと思う。泥くさく戦って、ここから頑張っていきたい」と決意を語った。

17日のホーム名古屋戦(1-0)で攻守に奮闘。森保一監督(50)が視察していた前で結果を出した。「監督からは『オフ中に呼ぶことになったけど、切り替えてやってくれ』と言われました」。代表には東京でチームメートのDF室屋成(23)もおり「いろいろ教えてくれたり、教えてくれなかったり」と笑わせ「話せていない選手とは、練習中の気になったプレーがあった時などに話したい」と言った。

16年のリオデジャネイロ五輪出場を逃し、切り替えて目指してきたA代表。危機管理能力の高い守備と、大胆な攻め上がりからの強烈シュートが武器。「リオ世代も、自分より年下の選手も多くて刺激になっている。その中で勝負にいきたい」と意気込んだ。