東京五輪世代のU-22(22歳以下)日本代表は17日、国際親善試合キリンチャレンジ杯同コロンビア戦を迎える。特にし烈なポジション争いが繰り広げられる攻撃的MFの1人である三好康児(22=アントワープ)は「人と比べることではなく、攻撃のアイデアや、ゴールを決めきる部分で自分の個性を出したい」と活躍を誓った。

東京五輪世代が中心となって臨んだ6月の南米選手権(ブラジル)では強豪ウルグアイから2得点。海外挑戦を実現させる活躍だった。「自信にはなったけど、今に集中しないと未来はない。コパ(南米選手権)以上のプレーを残し続けたい」。移籍後の出場時間は決して多くないながらも、10日のブルージュ戦でリーグ初先発を果たすなど着実に成長を遂げている。

3バックを採用する現状は、2枠ある2列目の位置をMF久保、堂安というA代表組と争うことになる。この日は2人を含む攻撃陣で、3対3での攻守の練習やシュートへの連係に時間を注いだ。「最大の目標はW杯だけど、これまで生きてきている中では(五輪は)1番大きい」。自分らしさを見失うことなく、高みを目指す。【岡崎悠利】