日本代表候補合宿に参加中のMF脇坂泰斗(26=川崎フロンターレ)が19日、オンライン取材に応じた。所属の川崎Fでは今季から、レジェンドの中村憲剛氏が背負った背番号「14」を受け継ぐことが決まったばかり。さらに、今年は日本代表の活動からスタートしており、個人的にも飛躍の期待がかかる。

脇坂は「プレッシャーもある。ここでグンと成長したいという気持ちがある。クラブと代表は別と言いつつ同じもの。注目してもらってハードルも上がる。そこで何ができるか、もっと求められる」と強い覚悟を口にした。

中村氏からは「(脇坂)泰斗なりの14番をつくってくれ」との言葉をもらった。本人も「そこが一番大事」とし「プレッシャーをはねのけることで大きく成長すると感じている。代表につながるし、クラブの発展にもつながるし、自分の成長にもつながる」と自負している。

日本代表では昨年3月の活動以来の招集。「昨年に比べて、守備の強度やボールを持ったときの質は格段に上がってる」と手応えを口にし、W杯アジア最終予選(27日中国戦、2月1日サウジアラビア戦)への生き残りへ「少ないチャンスを生かせるように、自分の良さを出して、味方の良さを引き出せるようにしたい。攻撃で得点に関わるところが大事になる」と掲げた。