日本サッカー協会(JFA)は22日、W杯アジア最終予選2試合を戦う日本代表メンバーを発表した。

MF久保建英(マジョルカ)が負傷から復帰した一方、MF鎌田大地(フランクフルト)が招集外に。17日から21日にかけて行われた国内組の合宿からはGK権田修一、DF長友佑都、酒井宏樹、FW大迫勇也の常連組のほか、DF谷口彰悟(川崎F)らが選ばれた。

チームは1月27日に中国戦、2月1日にサウジアラビア戦(ともに埼玉)を控える。メンバーは以下の通り。

▽GK

権田修一(清水)

川島永嗣(ストラスブール)

シュミット・ダニエル(シントトロイデン)

▽DF

長友佑都(東京)

酒井宏樹(浦和)

板倉滉(シャルケ)

植田直通(ニーム)

山根視来(川崎F)

冨安健洋(アーセナル)

谷口彰悟(川崎F)

中山雄太(ズウォレ)

▽MF・FW

柴崎岳(レガネス)

南野拓実(リバプール)

原口元気(ウニオンベルリン)

伊東純也(ゲンク)

遠藤航(シュツットガルト)

田中碧(デュッセルドルフ)

守田英正(サンタクララ)

堂安律(PSV)

久保建英(マジョルカ)

大迫勇也(神戸)

前田大然(セルティック)

浅野拓磨(ボーフム)

 

★ポイントは、絶対に負けれない、勝利しか許されないホーム2連戦

 

日本は4勝2敗の勝ち点12でW杯自動出場圏内のB組2位につけるが、プレーオフに回る3位のオーストラリアとは勝ち点1差と予断は許さない。勝ち点11のオーストラリアは1月27日に6戦全敗で最下位のベトナム、2月1日に4位オマーンと対戦。前回対戦でともに勝った相手から大量点差での連勝を狙っている。

ここまでの日本は得点力不足に苦しみ、6試合でわずか5得点。最下位ベトナムの4得点に次いで少ない。得失点差はプラス2で、オーストラリアが同5。勝ち点で並ばれると順位が入れ替わる可能性が高い。アジア最終予選はA、B各組2位までが本大会に出場し、3位同士の勝者が大陸間プレーオフに回る。その相手は強豪がそろう南米の5位チーム。日本はストレートでの本大会出場を決めるため、中国とサウジアラビアに連勝して勝ち点6を積み上げたい。