サッカー日本代表のFW浅野拓磨(27=ボーフム)が25日、オンライン取材に対応した。ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選に臨むチームは27日に中国戦、2月1日にサウジアラビア戦(ともに埼玉)に挑む。

浅野の主な一問一答は、以下の通り。

-今季初得点もマーク

浅野 代表に呼ばれるまで、得点は欲しいなと思っていた。メンタル的にも、上向きになっていた。そこに関しては、それまでなかなか取れなくて、コンディションも良くないと感じていた中での得点だった。いい状態で代表に入れた。

-代表で得点力不足が言われている中、呼ばれていることについて

浅野 自分が選ばれていることは、一番はゴールだと思う。スタート、サブからか分からないけど、どう使われても代表のために全力でプレーすることで、代表に生かすことが出来ると思っている。結果で返していくだけ。自信はある。周りの声は特に気にせず、やれると思っている。

-吉田、冨安が不在。チームの中での役割

浅野 2人がいないことは大きなマイナスポイントというか、みなさんも「大丈夫か?」いう声もありますけど、大きな力がありますけど、守備は2人で守っていくことでもない。全員で補えるよう、代わりに入る選手も、補える力がある。そこまで大きな問題はないと思う。チームとして、どういうイメージを合わせてどういうプレーが出来るかが大事。普段のキャプテンがいないので、1人1人がキャプテンシーを持ってやると、増すかなと思う。攻撃陣がゴール取れれば、またそこは守備も大きく意識しなくても、いい戦い方が出来るかなと。チームが戦いやすい戦い方を出来るよう、ゴールを意識してプレーするしかない。

-前回の中国戦を振り返って

浅野 間違いなく、伊東純也が突破して大迫さんが決めたゴールは武器でもある。1つの武器で、そこを突いて、ゴールに迫るのは、自分たちの形になってくる。相手の隙を突けるように、ああいう隙はうまれてくる。意識してやっていきたい。

-17年3月24日のUAE戦は、キャプテンの長谷部がいなかった

浅野 普段キャプテンをしてくれている人は、本当にキャプテンシーがある。そういう人がいないことは、不安要素は生まれてきますけど、そこに頼り切っている選手もいないと思う。自分たちでやらないといけないという自立性は、みんな持っている。誰が率先してやるかだけ。キャプテンがいなくなったら、自分たちがやらないといけない意識は高まってくる。チームを1つにさせる要素だと思う。不安要素はあるけど、逆に楽しみというか、ワクワク感はある。試合が始まれば、そこまで意識することはない。