サッカー日本代表のMF南野拓実(27=リバプール)が26日、オンライン取材に対応した。

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ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選に臨むチームは27日に中国、2月1日にサウジアラビアと戦う。会場はともに埼玉スタジアム。

南野の主な一問一答は、以下の通り。

-なかなか得点がない。打開策は

2次予選の時と違って、相手のレベルも高い。少ないチャンスの中、決めることが大事かなと思っています。

-オーストラリア戦から4-3-3になって、左サイドに配置されたことで、ゴールから遠ざかった

システムが変わってから、ゴールに向かっていくポジションも変わった。その中で効果的に、攻撃に関わる部分とか、ゴールに向かっていくプレーとか、少なくなっているかもしれないけど、どうやってチームと連係して、ゴールにつなげていくかは自分の課題。そういう部分を改善して、ゴールを取れたら。何よりはチームの勝利。

-オマーン戦はトップ下に変更してから、輝いてたように見えた

相手、状況にもよる。大前提は求められた役割をこなすこと。その中で、自分の良さを出すこと。もしかしたら、真ん中の方がやりやすいとか感じることはあるかもしれないけど、どんなポジションからもゴールに絡むことは自分の良さではあるし、求められているので、やっていきたい。

-日本代表は、連戦の初戦でいつも苦戦している。

初戦で、難しい試合状況になっている。準備期間は短いかもしれないけど、言い訳は出来ない。落とせない試合。試合までの時間を使って、できる限りの準備は最低限やっていく。

-連戦の初戦が苦戦する理由は

時間がもう少しあったらとかは、言い訳にしかならないし、何も思っていない。少ない時間の中で毎回本当に出来ることは全部やっているつもり。でも結果が全て。うまくいかなかった時に、初戦で2つ続いた上で感じたことは、気持ちの部分でしかない。技術とかがすぐ良くなる訳ではない。1試合、1試合の重要性を全員が意識して臨むべきかなと思っています。個人的には、期間が空いている中でも、頭の中には代表でW杯で行くために重要な試合があるというのはあった。重要な試合で、チームに貢献できるように、自分のチームで100%やっていこうと常に思っていた。

-DF吉田というキャプテンがいない

個人としては、いつも通り自分のことに集中するだけ。キャプテンがいないことは、1つのネガティブな要素に感じるかもしれないが、そういう時こそ、チームで1つにまとまって、チームスポーツなので。乗り越えていくしかない。代わりにいい選手はいっぱいいる。日本代表ということで、責任感持ってプレーすると思う。緊張を持って、やっていければいいかなと思います。

-守備でどう貢献したいか

相手が2枚なのか、3枚なのかで多少変わってくる。共通理解することは、プレッシングする時に重要だなと思っている。練習の時から感じたことはチームに伝えようとしている。何より大事なことは共通理解かなと思います。

-オーストラリア戦の守備は、リバプール的な守備という話がある

自分の意見は言うようにはしていた。周りの意見も聞いて、チームとして何がいいか、考えてプレーしていた。

-最終予選でゴールがなかなかない。

自分としては、自分がゴールしたいと思っていますし、それが勝利につながればいいし、それが自分のベスト。今の中で大事なことは、どんな形でも勝利して、W杯を獲得すること。ゴール出来なくても、チームが勝てれば。それを望んでいる。

-昨年10月以降、リバプールでも左が多い。代表に還元できたものは

同じシステムでやる試合がここ最近はある。でも同じ選手ではない。監督は、監督の考えがあるし、プレスに行くタイミングとか、感じたことは言うようにはしている。それがチームのためになっているかは分からない。

-攻撃面

攻撃面でも同じで、共通理解も必要だし、攻撃では自分たちの長所を出せるか、それに関しては最終予選では、みんなの良さは出ていない。相手によっても、間で受けるのか、サイドで張って崩すのか、自分の中でも迷いはあった。全体として良さを出せるよう考えていますし、短い期間でも合わせてやっていけたら。

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