日本サッカー協会(JFA)は17日、U-23ドバイカップ(23日初戦)に参加するU-21日本代表27人を発表した。24年パリオリンピック(五輪)を目指すこの世代にとって、初の海外遠征となる。
海外組からは、DF内野貴史(21=デュッセルドルフ)、GK小久保玲央ブライアン(21=ベンフィカ)、MF斉藤光毅(20=ロンメル)がメンバー入りした。また、スペイン1部レアル・マドリードの下部組織に所属するMF中井卓大(18)は、今回選ばれなかった。
12日にドイツ2部リーグでデビューしたばかりの内野について、大岩剛監督(49)は「当然先日出場した試合を見ながら、あとは国際部の職員からのリサーチ、(デュッセルドルフに)田中碧選手もいますし、コミュニケーションも含めて。非常に手薄なポジションでもあるので、彼のプレーぶりもしっかりと評価した上で、参加を要請しました」と話した。
ロンメルに移籍後、ケガが続いた時期もあった斉藤は、19年のU-20W杯以来の日本代表。「まだまだ彼本来のパフォーマンスまで行ってないでしょうが、ぜひこの世代の中心、リーダーとしてこのチームに加わってほしい」と大きな期待。ゴールを守る小久保についても「私が見るチームで初招集になる。彼の海外での経験もしっかりチームに落とし込んでもらえれば」と話した。
メンバーは以下の通り
<GK>
小久保玲央ブライアン(21=ベンフィカ)
佐々木雅士(19=柏)
鈴木彩艶(19=浦和)
<DF>
成瀬竣平(21=名古屋)
内野貴史(21=デュッセルドルフ)
大畑歩夢(20=浦和)
西尾隆矢(20=C大阪)
木村誠二(20=山形)
加藤聖(20=長崎)
馬場晴也(20=東京V)
半田陸(20=山形)
鈴木海音(19=栃木)
チェイス・アンリ(17=尚志高)
<MF>
松村優太(20=鹿島)
川崎颯太(20=京都)
斉藤光毅(20=ロンメル)
鮎川峻(20=広島)
山本理仁(20=東京V)
藤田譲瑠チマ(20=横浜)
田中聡(19=湘南)
松木玖生(18=東京)
甲田英将(18=名古屋)
<FW>
藤尾翔太(20=徳島)
小田裕太郎(20=神戸)
細谷真大(20=柏)
鈴木唯人(20=清水)
荒木遼太郎(20=鹿島)