サッカー日本代表MF三笘薫(26=ブライトン)が25日、都内で、初の著書「VISION 夢を叶える逆算思考」(双葉社刊)の出版記念トークイベントを行い、自身の「夢」を語った。

同著のプロローグに「将来のイメージは具体的であればあるほど効果的」と記されている。タイトルに絡めて夢を問われた三笘は、「小さい頃よりも具体的じゃなくなってるのは事実です」と断りを入れつつ「ワールドカップ(W杯)でベスト16(止まり)が続いていて、今、優勝という目標を目指している中で、優勝することを信じている人がどれだけいるのか分からないですけど、本当に選手次第だと思ってます。そこに関われている時点で、自分は本当に可能性を感じているので、そこが一番の大きな目標です」と言い切った。

夢のために「逆算思考」を実践する。「結局はやっぱり11人の個人の能力を上げれば、それだけチームの能力っていうのは上がっていく。僕は個人でドリブルで相手を抜いてチャンスを作るタイプなので、それをよりもっと脅威なプレーヤーになっていけば、W杯本番でもそれが出ると思います」と分析した。

ただ、得意のドリブルに固執するつもりはない。プレミアリーグを経験し、守備の強度は増した。ミドルシュートの練習にも精力的に取り組んでいる。「最終的にはゴールの数を競ってるスポーツなので、たくさんドリブルして、たくさん相手を抜いても、結局最後、ゴールにつなげなければ良いプレーじゃない。たくさん守備して味方のために走って、それがゴールにつながれば、それはいいこと。チームのためにプレーすることが一番いいことで、それは個人個人の能力を見せることじゃなくて、そのチームが、いかにたくさんのゴールを決めるためのプレーができるかなので、そのためにはもちろんドリブルも守備もシュートもしないといけない。本当に全部の能力をどんどん上げていかないと厳しいとは思ってます」と熱弁した。【佐藤成】

◆「VISION 夢を叶える逆算思考」…三笘が一流のサッカー選手になるまでの過程、考え方、メソッドが120項目でまとめられている。

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