<W杯アジア最終予選:日本3-0オマーン>◇3日◇埼玉

 ザックジャパンが、オマーンと対戦し、完封勝利で初戦を飾った。前半MF本田が、先制弾を決めると、後半にはFW前田、MF岡崎が次々とゴールネットを揺らした。次戦は8日ヨルダン戦(埼玉)。【試合終了】日本は3-0で勝利!ロスタイムは1分だった。【後半43分】酒井が右サイドを完全に突破。エリア内でパスを受けた本田は、右足でダイレクトで撃つがGKがセーブ。そのこぼれ球を清武も狙ったが、これもGKハブシがスーパーセーブ。【後半41分】日本が左CK。清武のクロスを受けたファーサイドの吉田が折り返すも、DFに阻まれた。【後半40分】7番MF遠藤に代わり、13番MF細貝を投入。日本は交代枠を使い切った。【後半35分】中央の香川から左サイドの本田へパス。ペナルティーエリアやや外から本田が左足シュート。惜しくもファーサイドに流れた。【後半34分】本田からのスルーパスに抜け出した長谷部が中央をドリブル突破。DFと接触し倒れたが、笛は鳴らず。【後半32分】左サイドの本田から、中央に走り込む長谷部にスルーパス。DFがカット。【後半28分】日本は2人目の交代。MF9番岡崎に代わりMF8番清武を投入。試合はこうちゃく状態が続く。【後半21分】オマーン3人目の選手交代。MF7番ハドリに代わり、15番アジミ投入。【後半19分】オマーン選手交代。DF13番Ah・ムハイニに代わり4番ジャブリ、FW20番ホスニに代わり9番マクバリを投入。【後半12分】右サイドDFに入った酒井は、早くもクロスで存在感をアピール。【後半11分】6番のDF内田に代わり、21番DF酒井を投入。★【後半9分】香川がドリブルから右サイドへ展開。ボールを受けた前田がグラウンダーのシュート。こぼれ球を岡崎が豪快に蹴り込んでゴール!日本3点目。★【後半6分】香川からスルーパス。抜け出した前田はペナルティーエリア内でフリー。左足でキーパーの脇を抜くシュート!ポストに当てながらもねじ込んだ。日本2点目!【後半4分】遠藤からDF裏へ抜け出す岡崎にループスルーパス。【後半2分】本田の右からのCKに前田が頭で合わせたが、惜しくも外れた。【後半1分】本田から岡崎へ。岡崎が低いアーリークロスを入れるも、前田には合わず。【後半0分】オマーンボールで後半キックオフ。日本もオマーンも選手交代なし。【前半終了】ロスタイムは1分だった。日本は本田のゴールで1-0とリードして折り返す。【前半43分】長友の左からのクロスのこぼれ球を岡崎がシュート。しかし枠を外れた。【前半39分】香川の突破から左CK獲得。こぼれ球からのクロスに岡崎が頭で合わせる。これはGKがファインセーブ。【前半37分】香川が左サイド深くに切り込み、フリーの長友にパス。長友のシュートはDFに阻まれた。【前半35分】長谷部から岡崎にスルーパス。惜しくも足元へ合わなかった。【前半30分】本田とのワンツーから長友が左サイドを抜け出しクロス。岡崎が頭で合わせたがゴール右に外れた。【前半30分】内田にイエローカード。【前半28分】岡崎が右サイドから低いクロス。DFにクリアされCK獲得。CKのこぼれ球を香川がミドルシュートするも、バーの上。【前半26分】長谷部から前田にクロス。オフサイドの判定。【前半24分】DF内田がスライディングタックルでボールを奪う。オマーンはパスコースを探す時間が続く。【前半21分】相手のパスミスから抜け出した長友がペナルティーエリア内で転倒したが、PK獲得ならず。【前半14分】香川がスルーパスで抜け出すが、惜しくもオフサイド。【前半13分】香川が中央からミドルシュート。DFに阻まれた。★【前半11分】長友の左サイドからのクロスに本田が左足インサイドでボレー!先制ゴール!日本がワンタッチプレーで相手DF陣を完全に崩してのゴール。【前半8分】オマーンの10番MFドゥールビーンにイエローカード。【前半7分】内田が右サイド突破。しかしDFがタックルで阻止。【前半2分】オマーンのクリアミスで日本2本目のCK。右サイドから、キッカーは遠藤。ファーサイドにボールを送るも、DFに阻まれる。【前半1分】岡崎がドリブル突破。日本は1本目のCK獲得。キッカー遠藤。本田のヘディングは不発。【前半0分】日本ボールでキックオフ。

 日本の先発メンバーは、GK川島、DF長友、今野、吉田、内田、MF遠藤、長谷部、香川、本田、岡崎、FW前田。システムは4-2-3-1。

 オマーンの先発メンバーは、GKハブシ、DFムサラミ、オワイシ、Ah・ムハイニ、S・ムハイニ、MFサレハ、ハディド、ムバラク、ドゥールビーン、ハドリ、FWホスニ。システムは4-2-3-1。<最終予選データ>

 初戦を落とせば、W杯出場に早くも黄色信号がともる。来年6月まで全8試合の長丁場だが、初戦は8分の1以上の重要性を持つ。アジア最終予選が現行のホームアンドアウェー方式となった98年フランス大会以降、予選を勝ち抜いた延べ14カ国の初戦成績は、通算10勝4分けと負けなし。黒星スタートでW杯に出場した例はない。

 前回大会の欧州予選も、出場13カ国の初戦成績は通算9勝3分け1敗で、唯一黒星スタートだったフランスは、最後の椅子をかけたプレーオフのアイルランド戦で「アンリの神の手」という“疑惑”がありながらの本大会出場だった。同国は、94年大会の予選最終戦、ホーム・ブルガリア戦で、後半ロスタイムに勝ち越しゴールを決められてW杯出場を逃したことがあるが、そのときの初戦は同じブルガリアに0-2で敗戦。今も語り継がれる「パリの悲劇」は必然だったのかもしれない。

 日本も同じく94年大会予選の最終イラク戦で、後半ロスタイムに失点してW杯出場を逃すという「ドーハの悲劇」を経験した。当時はカタール・ドーハでおよそ2週間の短期集中開催だったが、その初戦で日本はサウジアラビアと0-0で引き分けていた。予選を勝ち抜いた過去3大会はいずれも白星スタート。新たな「悲劇」を生まないためにも、初戦の勝ち点3はW杯出場への絶対条件となる。