日本サッカー協会の大仁邦弥会長は24日、日本代表のアギーレ監督が関与したとされる八百長疑惑の告発が受理されていないことを確認したとシドニーで明らかにした。関係者から日々、情報を得ているそうで「まだ受理されていない」と明言した。

 その上で「受理されたら、それに対する考え方を説明する」とし、確認後に対応する方針をあらためて示した。スペインの複数のメディアは告発が受理されたと14日に報じている。

 2連覇を狙ったアジア杯は準々決勝で敗退し、5大会ぶりに4強を逃した。それでも大仁会長は「いいチームになっている実感はある。手腕は評価している」と成績面で監督の責任を問わない姿勢を示した。