なでしこジャパンのFW安藤梢(29=デュイスブルク)とDF鮫島彩(24=ボストン)の2人が21日、女性史上初の栃木県民栄誉賞を受賞した。野球のWBCで世界一になったロッテ渡辺俊介投手らに続き5人目。この日、出身地の栃木県庁と宇都宮市役所を表敬訪問。福田県知事からは、とちぎ未来大使にも任命され「栃木を海外にもPRしてほしい」と要請された。1000人超の大観衆の前で、安藤は「苦しい試合も最後まで粘り強く頑張る、栃木魂を見せてきました」。鮫島は「ロンドン五輪までイチゴやギョーザをたくさん食べて突き進みます」と話した。