枝野幸男官房長官は2日、サッカーの女子W杯で初優勝した「なでしこジャパン」に対する国民栄誉賞授与を正式に発表した。国民栄誉賞は19例目で、団体の受賞は初めて。

 今回の国民栄誉賞受賞には、女子柔道48キロ級の金メダリスト、谷亮子参院議員(35=民主党)の“イチ押し”もあった。谷氏は日刊スポーツの取材に、なでしこが世界一になった後から、政府サイドに栄誉賞授与を働きかけてきたことを明らかにした。背景には、谷氏も関わり、6月に制定されたスポーツ基本法がある。「優秀な成績をおさめたりスポーツ発展に寄与した方を、国として顕彰するよう明記した。私が競技者から国会に進ませていただいた立場でもあり、関わった法律の内容が形になりうれしかった」。

 「スポーツ力は日本の国力。これからも全世界に発信してほしい」と期待を寄せる。さらに、政府にも、「なでしこジャパンの活躍は、日本のスポーツ全体をバックアップする、大きなメッセージ。男女を問わず、日本のスポーツをひとつの大きな国力ととらえ、さらなる支援の底上げをお願いしたい」と述べた。