全国高校総体との「夏冬2冠」を狙う東福岡が1-0で駒大高(東京B)を下し98年度大会以来3度目の優勝へ前進した。

 後半22分、右サイドのクロスをGKがはじき、その後のこぼれ球に詰めたMF橋本和征(3年)がヘディングで押し込み先制した。序盤からロングボールを多用する相手のカウンターに苦しんだが、最後は総体優勝の実力でねじ伏せた。橋本は「4強は優勝を狙う通過点だがうれしい」と声を弾ませた。