ザスパクサツ群馬の森下仁志監督(44)は、首位湘南ベルマーレに敗れた試合後の会見で「今年のベストゲームでした…内容は」と振り返った。一方で、2分け12敗と未勝利がさらに延び、試合後にゴール裏のサポーターから説明責任を問われたことについては「僕の責任。仕方ないこと。グラウンドで全力を尽くすだけ」と、あくまで結果で答える意思を示した。
2失点については「最初にああいう失点があると、相手は湘南ですし、難しくなるのは当然。2点目も球際のところで持って行かれた。戦前から言っていた球際、攻守の切り替え、セカンドボールを突かれた」と総括した。
一方で「選手は90分通して、よく走った。すばらしいプレーをしてくれた。ミスに関しては若い、年齢が上の選手関係なく、その選手を選んだ僕の責任。慶記自身も顔を上げて、また次の試合に向かっていってほしい」と、1点目のオウンゴールを献上したGK清水慶記(31)はじめ選手をねぎらった。
監督会見では、試合後にゴール裏のサポーターにあいさつした際、怒りの声を浴び、MF山岸祐也(23)が拡声器を手に説明したことについて、報道陣から「見て、どう思ったか?」と質問があった。森下監督は「どう思った? いや、山岸が代表して『皆さんと一緒にこの状況を乗り越えたいと思います』と(言った)。本当に、いつもそうですけど、サポーターの皆さんは、すばらしい応援をしてくれている。本当に答えるべく…結果が出ていないということは、全力を尽くしたとは言えない。もっともっと練習から全力を尽くして、サポーターのために戦いたい」と答えた。
サポーターの一部から、監督の説明責任を求める厳しい声が出たことについて、思うところを聞かれると「時間もお金も使って来ていただいて、こういう結果で、そういうことを言われる…いや、言っていただけるのは、当たり前のことだし、ありがたいこと」と答えた。その上で「本当に興味がなかったら…動物、何でもそうだと思うんですけど、シカトされるのが1番キツいわけで。厳しい言葉も僕たちのために言ってくれている。真摯(しんし)に受け止めて、またしっかり顔を上げて戦うだけ」と答えた。
今後、どうしていくのかと聞かれると「選手にミスが出て、結果が出てしまったら、僕の責任。それは仕方ないこと。グラウンドで全力を尽くすだけ」と答え、スタッフと会見場を後にした。【村上幸将】



