青森山田のFW中村駿太(18)が30日、青森市内の同校でJ2モンテディオ山形と来季入団の仮契約を交わし、会見を行った。世代別日本代表で活躍し、その風貌とプレースタイルから「和製ロナウド」の異名を持つ逸材が、山形入団への思いを語った。

 6月に山形の練習に参加。(JR仙山線の)山寺駅に降り立った瞬間、あまりの静かさに驚いた。

 中村 ひとりで山寺駅に降り立った瞬間、静寂に包まれた環境に驚いた。空気もきれいで過ごしやすいと感じた。

 山田拓巳、永藤歩など、出身地千葉にゆかりのある先輩たちの存在も決め手となった。

 中村 中村(駿)さんが『名前が似てるね』って声をかけてくれた。山田さんたちがとんかつを食べに誘ってくれたり、すぐにとけ込むことができた。サッカーに集中できる環境でここなら成長できると感した。最終日にオファーをいただき、ここで頑張りたいと思った。

 ヘアスタイルにはこだわりがある。

 中村 3歳のときから丸刈りでしっくりくる。これからもこれいこうかなと。

 1年目から勝負と考えている。

 中村 試合に出ることで存在価値を発揮していきたい。厳しいプロの世界。すぐに試合に出られるほど甘くはないが、(青森)山田で培ったメンタルの強さと運動量で攻守で頑張れる選手になりたい。