草津東(滋賀)が青森山田(青森)との昨年度に続く初戦カードで大敗した。

前半13分に先制点を奪われ、その後も個人技で圧倒された。前回大会の5失点に続く、屈辱的な6失点。牛場哲郎監督(40)は「警戒していたが、相手の個の力が上回っていた。対応しきれず、押し込まれてしまった。後半勝負で1失点なら何とかと思っていたが…」と振り返った。

気合の丸刈りで臨んだGK加藤直主将(3年)も「自分たちがやりたいことをやらせてもらえなかった。6失点で相手の攻撃力が目立つが、前線の守備がすごく、中盤で攻撃をつぶしていた」と完敗を認めた。

近畿勢最後のとりでも守りきれず。6チームの初戦敗退は、1988年度大会以来となった。