尚志が優勝候補の東福岡を撃破し11年度以来、7大会ぶりとなるベスト4進出へ弾みをつけた。

前半31分、MF坂下健将(3年)がこぼれ球を押し込み先制。後半も終始ボールを保持して相手を圧倒。MF高橋海大(3年)が貴重な追加点で粘る相手を突き放し、昨年度、初戦で完敗(0-3)した相手に1年越しのリベンジを果たした。

仲村浩二監督(45)は「東福岡さんに勝ちたい思いで1年間やってきた。昨年は捨て身で戦ったが、相手をリスペクトしすぎてしまった。今年は互角以上の気持ちで自分たちのサッカーで戦おうと伝えた。選手が試合ごとに成長してくれている」と手応えを口にした。3日の3回戦では、前回覇者の前橋育英(群馬)と激突する。