岡山学芸館(岡山)が瀬戸内(広島)に逆転で敗れた。前半26分、相手の最終ラインのパス回しを、岡山学芸館FW岡田知也(2年)にカットし先制点を奪ったが、前半終了間際、瀬戸内のMF中川歩夢(2年)の右足シュートを浴び同点に。後半15分にもクリアが小さくなったところを拾われ、再び中川に決められた。終盤は、猛攻を仕掛けたが、あと1歩、及ばなかった。

岡山学芸館の高原良明監督は「得点は狙い通りだったが、前半の終了間際の失点が大きかった。3試合目で疲労がたまっていた中でもよくやってくれた」と振り返った。1回戦の遠野戦でハットトリックを決めるなど、今大会4得点のMF永田一真(3年)はこの日は無得点に終わり「体が重かった。大事なところで決められなかったのが悔しい」と目を潤ませ、前半の失点に「終了間際の失点はチームの課題だった。そこが全国に出てしまった」と悔やんだ。