青森山田(青森)が流通経大柏(千葉)を破り、2年ぶり2度目の優勝を決めた。

前半32分にCKからJ1鹿島内定の流通経大柏DF関川郁万に頭で決められ先制を許したが、40分にJ1札幌入りが内定しているMF檀崎竜孔が同点ゴール。さらに後半18分、右サイドからFWバイロンの中央への折り返しをMF檀崎の右足でカーブをかけてゴール右隅へ突き刺す勝ち越しゴールだ。同43分には途中出場のFW小松慧がカウンターから抜け出し、相手GKとの1対1から落ち着いてゴールを奪い試合を決定づけた。

草津東(滋賀)との初戦2回戦では6人で6得点し6-0。3回戦でも大津(熊本)に3-0。準々決勝は矢板中央(栃木)を2-1で競り勝ち、準決勝の尚志(福島)は3-3からのPK戦で振り切った。準決勝までに全4戦、11人で14得点。どこからでも奪える多種多彩な攻撃が、一体感の象徴だ。

この日の決勝ではエース檀崎が2発締めで優勝を勝ち取った。