サッカーJ1のヴィッセル神戸は13日、選手一同から「こうべ医療者応援ファンド」に寄付したことを発表した。金額は非公表。

ヴィッセル神戸選手一同としてコメントを発表。

「皆さまが忍耐と我慢を続ける生活を始め数カ月がたちました。皆にとって大変な時期で、見えない敵と戦う長い日々です。

私たちは神戸の街が好きです。そこで暮らす人、働く人すべてに敬意を払っています。新型コロナウイルス感染症が今までの日常を大きく変えてしまいました。

今、医療現場で昼夜を問わず働く人がいます。医療従事者の方へは尊敬と感謝の念しかありません。

神戸の街、医療従事者の方々へ何かできないかという思いから今回、こうべ医療者応援ファンドに寄付することを決めました。

外出自粛などで多くの人にストレスがかかっています。その中でも皆が団結し、政府や専門家のアドバイスに従って、このウイルスとの闘いに打ち勝とうという姿勢に敬意を表します。一致団結することがこの闘いに打ち勝つ最善の方法です。

この病気が教えてくれたのは、今までの日常がいかに幸せだったかということです。われわれも微力ながらこの幸せを取り戻すために活動していきます。

Jリーグがあることで、夢を持つ大切さや地域の絆を確認できます。選手をはじめとして全員がサッカーをできる環境、サッカーが続けられる環境を必死で模索しています。

状況は必ず改善します。人々の気持ちを動かせるチカラがスポーツにはあると信じ、Jリーグが再開できる日に向け、100%の準備をしていきます。皆さまと再会できる日を楽しみにしています。一致団結」