J2アルビレックス新潟のルーキーMF三戸舜介(18=JFAアカデミー福島U-18)が開幕スタメン出場へ向け、25日から始まる1次高知キャンプで得意のドリブルをアピールする。「左(MF)かトップ下で勝負したい。自分の(ドリブルの)特長はボールを簡単に奪われないところ。サイドからチャンスメークできるところを出していきたい」。参考はMF本間至恩(20)。「ボールを置く位置やコース取りを見ている。トップスピードの中でもっとボールをうまく扱えるようになりたい」と先輩超えを誓う。

身長は163センチと小柄ながら運動量と機敏さを生かし攻撃にアクセントをつける。特別指定選手として昨年10月上旬からトップチームの練習に参加し、すでにチームメートの特長は把握している。「スピード感など最初は戸惑ったが今は順応できている。今季はたくさんの新加入選手が入ったのでワクワクしている。早くキャンプに移動して、コンビネーションを高めたい」と声を弾ませた。

背番号は昨季と同じ37を選んだ。「この番号のユニホームを着てピッチで活躍したい。まずは失敗を恐れず、練習からたくさんのことに挑戦したい」。強気のテクニシャンがルーキーイヤーに挑む。【小林忠】