セレッソ大阪は10日、ブラジル人のレビークルピ監督(68)が、同日のアビスパ福岡戦(ヤンマー)のベンチから引き続き外れると発表した。6日横浜F・マリノス戦に続き、2試合連続で小菊昭雄コーチ(45)が代行指揮を執る。

クラブでは新型コロナウイルスの陽性者3人(選手1人、トップチーム関係者2人)を出し、レビークルピ監督はJリーグ独自の基準で濃厚接触疑いとして、横浜戦の指揮を執らなかった。

その後に保健所の結論として濃厚接触に当たらないことが判明し、さらに7、9日のPCR検査でも同監督を含めて全員の陰性を確認。それでもクラブは独自の判断で、チームの安全と安心を担保するため、さらに高齢の同監督に配慮する形で自主隔離という形をとってきた。

この福岡戦はJリーグの基準では同監督の復帰に問題はないが、あくまでクラブの判断として慎重な対応をとったことになる。

クラブは「より慎重かつ最大限の安全面を考慮し、クラブ独自の判断で本日の試合においてレビークルピ監督は指揮を執らないことを決定いたしました」とコメントを発表した。