鹿島アントラーズの相馬直樹監督(52)が24日、25日のアウェーでの清水エスパルス戦を前にオンライン取材に応じ、連敗阻止への強い姿勢を見せた。

鹿島は21日の前節、ヴィッセル神戸戦に0-1で惜敗。順位が3位から5位に下がり、連勝も3で止まった。次節は開幕戦でホームで黒星を喫した相手で「神戸戦で1つ負けてしまったのは残念だが、我々の力をもう1度結集して勝ちを奪っていくゲームになるように準備していきたい」と話した。

勝敗のポイントについて攻守の切り替えを挙げる。「(清水が)強く持っている印象。そこはさせてはいけないし、我々としても反対に、攻撃に出る部分で上回るような攻めを見せないといけない」と話した。

神戸戦ではチャンスを仕留めきれず、守備でもあと1歩の寄せが及ばず失点を喫した。試合後は、選手に「足りない何か」の意識付けをした。仕留めきる部分、守備の部分の1歩の重要性に「1人1人が、日々、取り組んでいかなければいけない。この悔しさを糧にできるかどうかも関わってくる」と強調した。