鹿島アントラーズの相馬直樹監督(50)がクラブ創設30周年記念日となる1日、翌日の横浜FC戦に向けたオンライン取材に応じ、「我々を支えてくださっている方々に1つ、恩返しができるような形で勝ちを収められるようにしっかり戦いたいと思います」と必勝を掲げた。

相馬監督は早大を経て鹿島からプロ生活をスタートさせ、コーチ、監督として携わってきた。「プロの選手として一番最初に門をたたいた所。一番は成長させてももらって、一緒に成長したクラブと思っています」と鹿島への思いを明かし「30周年で、いろんな方々に支えていただいたところに携わることができて光栄。だからこそ、我々が持っているものをすべて出し切ることで勝利は近づくし、その思いを持ってしっかり続けられるようにしたい」と続けた。

9月22日の川崎フロンターレ戦は試合終了目前で決勝点を許した。その試合後、指揮官は「日常から変えよう」と選手に意識付けをし、集中力の高い練習を続けている。相馬監督は「これが日常でなければいけないというか。もっと上はあると思っていますし。それ以上の日常を川崎さんは過ごしているのではないか。それをさらに超えていく努力が必要だと思っていますし、高いところを目指す集団になっていけるようにもっとなっていければいいかなと思います」。

現在は6位だが、さらに上位を目指すべく、横浜FC戦で勝ち点3を上積みする。