名古屋グランパスが、MF稲垣祥(29)の劇的ゴールで同大会初の決勝進出を決めた。

ホームで3-1と勝利し、迎えたアウェーでの第2戦。0-2とアウェーゴール差で敗退の危機の中で戦ったが、後半35分に稲垣が反撃の1発。2戦合計4-3での勝利をもたらした。

-ゴールの場面は

稲垣 ああいう展開(0-2)にはなりたくなかったが、全員があきらめずにゴールに向かって攻めていた。その結果と思う。

-シュートの後にチャンス

稲垣 1本打ってから、(DF陣の処理が)難しいという感覚はあった。自分の感覚を信じていた部分でもあるし、監督の指示を受けた戦術的な部分もあった。ただ、最後の際では自分の感覚を信じた。

-初戦ホームで3-1

稲垣 0-0でOKというけど難しいです。そういうしたたかさは、チームとして身につけていきたいと思う。

-大会クラブ初の決勝

稲垣 ゴールを決めて感情がこみ上げることはあまりないが、ファミリー(名古屋のサポーター)を見てそういう感情になった。そういう気持ちに応えられたことでもうれしいです。