サッカーのJリーグや日本代表戦などを中継している動画配信サービス「ダゾーン」が2月22日より料金を値上げすることが21日、分かった。現在は月1925円だが、3000円と大幅に値上がりする見通しだ。

ダゾーンは契約者向けにメールを配信し「今後もより一層プレミアムなスポーツ体験をお届けするために料金改訂をさせていただきます」などとした。

約1・5倍となる値上げが突然発表されたことで、SNSでは「勘弁してくれ」「高すぎやろ」「値上げするならブンデスリーガも追加してくれ」などと多くの反応が見られた。

日本代表戦も放映権料の高騰が原因でアウェー戦は地上波放送がなくなり、ダゾーンが配信を行っている状況。またアジアサッカー連盟と28年までの契約を結んでおり、W杯予選以外にもアジア杯やアジア・チャンピオンズリーグといった主要大会が配信されることになっている。大幅な値上げにより、さらに国内でのサッカーの露出やファンが減少することも懸念される。

ダゾーンは16年8月に国内での動画配信サービスを開始。その後サッカーではプレミアリーグやスペインリーグなどの欧州主要リーグ、その他野球やラグビーなど幅広い中継を行っている。