ガンバ大阪のブラジル人FWレアンドロ・ペレイラ(30)が、終了間際に貴重な同点ヘッドをたたき込んだ。

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1点を追う後半43分。敵陣深くまでオーバーラップしたDF三浦が、右から正確なクロス。途中出場のペレイラが中央で頭で合わせ、ゴール左へと決めた。アウェーで貴重な勝ち点1をもたらした。

チームを救った助っ人は「大事な(自身)今季1点目が、勝ち点1につながってうれしい。ベストの力を出し切って、(今後も)チームの勝利につながるようにしていきたい」と話した。

日本人エースのFW宇佐美が、前節川崎フロンターレ戦(6日)で右アキレス腱(けん)を断裂。長期離脱となったことで、助っ人にかかる期待はこれまで以上に大きい。片野坂監督は「(ペレイラの)コンディションはまだまだ上げないといけない。もう少しやって欲しい部分はある」としながらも「得点という結果でチームに貢献してくれた」とたたえた。

かつてG大阪の大黒柱だった元日本代表MF遠藤保仁擁する磐田と痛み分け。失点につながるタテパスを遠藤に通され、同じく元G大阪の大森にゴールを決められた。MF倉田は「(遠藤は)やっぱりうまいですね。独特な間合いでボールを持たれた。久々の感覚を味あわされた」と悔しそうに苦笑いした。

川崎F戦では終了間際に追いつかれ、今回は終了間際に追いついた2戦連続のドロー。片野坂監督は「勝利が欲しかった。もっと走らないといけないし、セカンドボールが拾えるかどうかで、勝ち点につながる」と指摘。

リーグ戦は1勝2分け1敗。勝ちきれない、もどかしい状況が続く。

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