セレッソ大阪のGK清水圭介(33)が、開幕3連勝が懸かった26日のルヴァン杯大分トリニータ戦(ヨドコウ)に先発する。京都サンガから移籍した今季、J1では開幕全5試合にベンチ入りも出番はない。一方でルヴァン杯は、全2試合に出場して存在感をアピールしていた。

大分は10~13年に在籍した古巣になる。勝てば1次リーグ突破に大きく前進する一戦へ、清水は「自分1人では守れないし、DFと協力しながら、誰が入っても変わらずに意識して取り組んでいる」と話した。

C大阪には元韓国代表GKキム・ジンヒョン(34)がおり、J1での出場機会奪取のハードルは高いものの、清水は「ジンさんの1つ1つ、こだわりを持ったプレーは勉強になる」。

J1通算の出場数は大分時代の10試合だけだが、J2通算は204試合と経験は豊富だ。兵庫・加古川市生まれで、名門・滝川二時代には全国高校選手権でも活躍した。安定したベテランGKが、C大阪をルヴァン杯5年ぶりの優勝へと導く。