J1清水エスパルスが1日、恒例のエープリルフール企画で明るい話題を提供した。クラブの公式リリースで「スローイン養成ギプス」を開発したと発表。現役時代にロングスローが代名詞だった平岡宏章監督(52)が監修し、クラブスポンサーの株式会社イワマワークス(富士市)が制作に協力した。実際に選手が着用している写真も掲載。同監督は「これから選手全員に着用させてトレーニングしていき、強肩の選手を積極的に起用していきたいと考えています」などとコメントした。

コロナ禍で暗いニュースが続く中、「少しでも笑顔になってくれる人がいてくれれば」(広報部)と始めた同企画は、今年で3回目。一昨年は山室晋也社長が用具係に転身。昨年はロティーナ前監督が現役復帰すると発表し、グッズなども制作してサポーターを喜ばせた。