ガンバ大阪の元日本代表DF昌子源(29)が、J1リーグ戦では18年以来となるゴールが幻になった。

【ニッカン式スコア】G大阪-名古屋

前半26分。G大阪が右寄りで得たFKを、FW山見がゴール前へ。ファーサイドにいたDF三浦が競り合い、こぼれたボールを昌子が右足で速い弾道のシュートを放った。

これが、ゴール右へと突き刺さる貴重な先制弾となった。

空を見上げた昌子は、投げキスをするパフォーマンスで喜びを爆発させた。

しかし、数分後…。

ゴール前で混戦となっていた際、昌子のシュートをFWパトリックが触ってコースを変えていたとして、得点者がパトリックに変更になった。

昌子の得点なら、20年のG大阪移籍後初ゴール。Jでは鹿島時代の18年11月24日仙台戦以来、4年ぶりだった。

一方のパトリックは、これが今季初ゴールとなった。

G大阪は後半9分にオウンゴールで2-0とリードを広げる。

同17分には関大出身のプロ3年目DF黒川圭介(24)が左サイドをドリブルでかけ上がり、豪快に右足でJ1初ゴールを決めた。

簡単にボールを失うミスから1点を返されたが、3-1で今季ホーム初勝利を飾った。