鹿島アントラーズのDF関川郁万(21)が5日、6日のアビスパ福岡戦に向けオンライン取材に応じ、昨季のリベンジを掲げた。

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チームは現在、リーグ4連勝中。5連勝がかかる福岡の地は、関川にとって苦い思い出がある。昨年3月の敵地での福岡戦で、関川は先発するも前半37分に相手を倒し、レッドカードで一発退場。チームも0-1で敗れた。それだけに「リベンジというか…。鹿島としても僕としても1つ大きくなった姿を見せてやりたいと思う」と強い思いを口にした。

2日の前節清水エスパルス戦では、後半アディショナルタイムに、関川の縦パスを起点に勝ち越し点が生まれた。2月26日の川崎フロンターレ戦では、関川のパスが自陣でカットされ痛い思いをしているが、以降はメンタル面でも立ち直った。今は縦パスにも「フロンターレ戦のミスから恐れていた場面があったが、2試合ぐらい前から顔が上がって落ち着いて、味方も相手も見られるようになってきた」と自信を深めている。

公式戦5連戦の初戦の清水戦で逆転勝利も「鹿島は勝ち続けないといけないチーム。連戦だからといって、執着心は変わらない」とキッパリ。最終ラインの要としてプレーも責任感もたくましく成長している。