元サッカー日本代表FWで、1998年フランスワールドカップ(W杯)最終予選での活躍で、日本を初のW杯に導いた岡野雅行氏(50)が“愛車遍歴”を語った。

25日のBS日テレ「おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE!」(毎週土曜午後9時)に出演した。

18歳で免許を取得。初の愛車は19歳で父親に譲ってもらった初代三菱パジェロ。一般向けに開発された4輪駆動乗用車だった。

日大を中退して浦和レッズに入団。21歳で三菱パジェロ(2代目)、22歳でサーブ900カブリオレに乗りかえたという。

23歳で選んだのはシボレーアストロ。「ちょっと変わったのがいいな。アメ車を見たときに、かっこいい」と、ゼネラル・モーターズ初のミニバンを選んだ。スモーク、黒塗装、シルバーのハンドル…。カスタム費用は約700万円だったと明かした。

26歳でアウディA6アバント。「(ブラジル代表)ロマーリオが乗っているんですよ」と勧められて購入した。29歳で「フォルクスワーゲン ニュービートル」と「BMW E46 318i Mスポーツ」に乗ったという。

33歳から12年所有した愛車は、全長5メートル超のクライスラー300C。2005年当時の新車価格で約570万円。「家族みんながめちゃめちゃ愛していた車。見た目もいいし、乗り心地もいいし、買いかえるときには(家族が)泣いてましたもんね」と懐かしんだ。

J3ガイナーレ鳥取のGMを務めるなど、第2の人生でも活躍中の現在の愛車は、ジャガー初のSUVモデル、ジャガーF-PACE。

「車って、がんばらないと選んでなんか替えないわけで。仕事がんばって、好きな車を選らべるようにしないとなと思わせてくれるモチベーション」と、車への愛を語っていた。