鹿島アントラーズは日本フットボールリーグ(JFL)のホンダFC(アマチュアシード)に快勝した。

4日のリーグの浦和レッズ戦から先発メンバーを全員、入れ替えた。鹿島は前半13分、左コーナーキックからDFキム・ミンテがニアで頭であわせ先制。前半39分にはMFアルトゥール・カイキのミドル弾、後半23分にはFW染野唯月に待望の今季初ゴールが生まれた。MF藤井智也、荒木遼太郎はアシストを記録した。岩政大樹監督は、一発勝負のトーナメントの初戦を突破し「ほっとしているところもあるが、結果だけでなく、素晴らしい内容で試合をしてくれたことを嬉しく思っています」と振り返った。

ベテランのDF昌子源が主将マークを巻き、キム・ミンテは先制点を決めた。リーグ戦は出場機会がなくても、真摯(しんし)に練習に取り組んでいる姿を間近で見てきた。指揮官は「(ミンテの)セットプレーのゴールは求めたとおり。日ごろの練習を取り組んでくれる成果が出た」と話した。

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