忍者旋風を巻き起こす。ドイツ2部キールへ移籍する湘南ベルマーレFW町野修斗(23)が3日、ホームのレモンガススタジアム平塚で、サポーターに最後のあいさつを行った。

21年に加入した湘南でJ1通算80試合、26ゴールを記録。昨年のワールドカップ(W杯)カタール大会メンバーにも追加招集で選ばれた。「J1で活躍というか、プレーする機会をいただいたことに本当に感謝していますし、1年目なかなか活躍できない中でも我慢して使っていてただいて、2年目にあれだけゴール数を重ねられたのも湘南のおかげ。湘南に関わる全ての方に感謝したいし、湘南そのおかげで日本代表W杯に連れて行ってもらえた。湘南でなければここまでこられなかった。海外へのオファーも来なかった」と湘南への愛を伝えた。

三重出身の町野は、お決まりのゴールパフォーマンス「忍者ポーズ」をドイツでも継続するつもりだという。「さっき『忍者協会』の人から、認定証みたいなのをいただいたので、伊賀の観光大使ですし、継続したいです」と誓った。

ドイツでフィジカル面に磨きをかけ、忍者のような身のこなしと力強さを手に入れる。目標はシーズン20ゴールとした。「まずは結果にこだわって、ポストプレー、フィジカル面でも成長したい」と力を込めた。

ドイツ語の勉強はまだ1カ月で、得意ではない。新天地で打ち解ける秘策を問われると「下ネタを連発する」と笑わせた。さらに「ドイツ語での下ネタを習っていないので。合流の前日に頭にたたき込みたいです」と続けた。湘南の「ジャパニーズニンジャ」が異国の舞台で躍動する。

◆町野修斗(まちの・しゅうと)1999年(平11)9月30日生まれ、三重・伊賀市出身。大阪・履正社高から、18年に横浜入り。19年はJ3北九州に期限付き移籍し、J2昇格に貢献し完全移籍。20年12月に北九州からJ1の湘南へ移籍。昨季は30試合13得点。22年7月に東アジアE-1選手権で日本代表デビュー。W杯カタール大会日本代表にも追加招集された。185センチ、80キロ。