首位FC町田ゼルビアが苦しみながらも秋田に2-1で競り勝ち、J1初昇格に王手をかけた。1-1の前半ロスタイムにMF下田北斗(31)が豪快な決勝の右足ミドルを突き刺した。
次戦の22日の熊本戦に勝つと今季2位以上が確定し、J1初昇格が決まる。引き分けるか負けても他の試合結果次第で昇格が決まる可能性がある。
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町田の黒田監督は試合後、「今日はファン、サポーターも約300人が駆けつけてくれた。私にとってこの東北はゆかりのある地でもありますし、なんとか勝ちたかった」と安堵(あんど)の表情を見せた。
1-1と追いつかれた直後の前半ロスタイム。MF下田が、ペナルティーエリア外から利き足ではない右足でゴールを決めて勝ち越した。後半は向かい風などで劣勢に立たされたが、粘り強く相手の攻撃をしのぎ、勝ちきった。ここ6試合でわずか1勝と足踏みが続いていたが、勢いを取り戻した。
3試合ぶりの勝利で勝ち点75とした。残り4試合で3位東京V、4位磐田とは勝ち点差は10。22日の熊本戦に勝つと今季2位以上が確定し、J1初昇格が決定する。
青森山田を高校サッカー最強軍団にし、今季からJリーグ初挑戦。名将が町田の悲願達成を目の前にした。



