WEリーグ、アルビレックス新潟レディースは、11日のリーグ開幕戦、INAC神戸戦レオネッサ(ノエビアスタジアム神戸)に向け、調整は順調だ。センターバックの三浦紗津紀(27)は「(リーグ)トップ3、タイトルを目指すためにも大事な試合。出来ることを全力でやりたい」と勝利での開幕ダッシュを誓った。

新潟在籍4季目。対人の強さを生かし、相手の得点チャンスの芽を摘む。8日のゲーム形式の練習でも要所で当たり負けない強いフィジカルを見せた。「派手なプレーは出来ないけど、いなきゃ困るというか。チームにとって必要な存在になりたい」。

新潟初タイトルを目指した10月14日のWEリーグカップ、サンフレッチェ広島レジーナとの決勝。三浦は「もちろん出るつもりで準備していた」が前日練習で軽い脳振とうを起こし、特例措置で欠場となった。決勝はタイトルを逃し、涙を流す仲間たちをスタンドから見届けた。「あの日の悔しさは消化できていない」と言う。それでも得た教訓もある。「いつでも試合に出られることが当たり前じゃない。前日まで何が起きるか分からない中で最善の準備をして。(決勝戦の)モヤモヤをなくしたいですね」と悔しさは開幕戦で晴らすつもりだ。

試合前は勝負飯のうなぎを食べるのがルーティン。「好きなので試合前は食べるようにしている。願掛けじゃないですけど(笑い)」。三浦が“うなぎパワー”でチームに白星をもたらす。【大島享也】

 

 

○…クラブスポンサーの淵本鋼機が主催する「プロダクティブエキスポ2023」(新潟・長岡市)に8日、MF杉田亜未(31)FW石淵萌実(27)の2選手と山本英明社長が参加した。精密機器や機械工具などを手がける企業が約60社出展した複合型の展示会。搬送ロボットや、ものづくり現場を体験した。初めてロボットや機械に触れたという杉田と石淵。石淵は「0・001ミリとか、自分たちが知らないレベルの技術の世界。私たちだったらパスの精度で1ミリ、2ミリのズレとか。私もそういうところにもっとこだわっていきたい」と話した。