11月12日からスペイン遠征に臨むU-18(18歳以下)日本代表に選出された川崎フロンターレMF大関友翔(18)が決意を語った。

28年ロサンゼルスオリンピック(五輪)を目指す世代で背番号「10」を背負う大関は「自分は早生まれで、恵まれている代なので、サッカー人生、サッカー選手としてプラスしかない。10番の責任を感じつつ、持っている力を全力で出したい」と力を込めた。

攻撃で違いを見せる。「相手をいなすところだったり、決定的なスルーパスを出すところで違いを見せられれば」。小学5年時に東京都選抜メンバーとして訪れたスペインでのプレーイメージを膨らませる。

今季、クラブでは公式戦に1試合も出場していない。悔しいプロ1年目を過ごすが、8月の代表活動で3試合の公式戦にフル出場したことで意識が変わった。「ユースから上がってなかなか試合に絡めない中で、公式戦をフルで経験することがなかったので、ゲーム体力が落ちているのかなと感じた。ランニングや練習からゲーム体力を維持することを意識してやっている」。

サッカー人生でここまで試合に絡めなかったことはないという。ただ、「いかにこういう経験をプラスに変えられるか、っていうのがサッカー人生で大事だと思う」と前向きに取り組む。7月に国立競技場で行われたドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘン戦では、後半30分からピッチに立った。親善試合のため正式ではないが、4万5000人超の観衆の前で“プロデビュー”を飾った。パスやドリブル、効果的なポジショニングなど、堂々としたプレーで川崎F以外のサポーターもうならせた。天皇杯やアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)ではベンチ入りは果たすも、まだピッチには立てていない。「(シーズン)残り1カ月くらいですけど、1試合でも絡めるように全力でやろうと思っています」と前を向いた。【佐藤成】

 

■スペイン遠征での試合予定

11月15日 U-18メキシコ代表戦

11月18日 U-18イングランド代表戦

11月21日 U-18ルーマニア戦

※日時はいずれも現地時間