東京ヴェルディFW染野唯月(22)が、3日のアウェーの浦和レッズ戦へ強い覚悟でゴールに向かうことを誓った。

1日、東京・稲城市のグラウンドで練習後にメディア対応。埼玉スタジアムには5万人を超える観客が見込まれており、浦和という実力派チームに加え、視界に入る「赤い壁」にのまれかねない状況にある。それを踏まえて染野は「ビビらない、負けない気持ちで戦う」と覚悟を口にした。

浦和についても「各ポジションに能力の高い選手そろっており、攻撃陣も得点力が高い。チャンスは少ないと思うけど、それを決めきる」。自らのゴールで勝ち点3をつかみ切る構えだ。

2月25日の横浜F・マリノスとの国立開幕戦は後半44分に追いつかれて、アディショナルタイムに勝ち越し点を許すまさかの展開で敗れた。それでも強敵相手にも戦える手応えはつかんでいる。

加えて埼玉スタジアムは染野にとって縁が深い場所だ。福島・尚志高2年で迎えた全国高校サッカー選手権の準決勝、青森山田を相手にハットトリックを達成した。試合は3-3からのPK戦に敗れているが、染野が全国区になるきっかけとなった。「とてもいい思い出があります」と今回の浦和戦へのモチベーションも高い。

「ヴェルディはJ1でも戦える。それを開幕戦でも証明できたし、自信を持って次も臨む」。エースのゴールが勝負のポイントとなりそうだ。【佐藤隆志】