7年ぶりの優勝を狙うセレッソ大阪が、苦しみながら3回戦を突破した。ベスト8を懸けた次のプレーオフは、リーグ首位に立つFC町田ゼルビアとの対戦が決まった。

この日、トップチームの公式戦で初めての沖縄遠征となったC大阪は、J3で現在2位と好調のFC琉球と初対戦。これまで出場機会がなかった背番号4が、いきなり主役になった。

浦和レッズから新加入のMF平野佑一(28)が、新天地デビュー戦で初ゴールを奪う。前半6分、MF清武弘嗣(34)の左CKからヘッドで合わせて先制。フリーの状態でまったくジャンプせず、確実にネットを揺らした。

キャンプで故障し、出遅れた影響で今季リーグ戦のベンチ入りは、ここまでなし。ルヴァン杯2回戦のJ3岩手戦で公式戦初めてベンチ入りするも、出場機会がなかった。

波に乗ったかに見えたC大阪だが、前半17分、U-23インドネシア代表として同アジア杯で活躍したDFジャスティン・ハブナー(20)が、相手の得点機会阻止で一発退場となり、数的不利に陥った。

3トップの中央で先発したFW山田寛人(24)を、DF西尾隆矢(23)に交代するという苦渋の決断となった。

後半途中からは4バックから、人数を1人増やして5バックに変更。守備を固めて1点差の逃げ切り勝負を図った。

小菊昭雄監督(48)は、2回戦でガンバ大阪を破った琉球について「攻撃はかなり特長があり、ボールを大事にしながら前進してくる。我々はいつも通り、アグレッシブに引かずにいくことが大事になる」と語っていたが、10人になったことで大きく軌道修正。試合中に何度も選手の配置を変えながら、平野のゴールを守り切った。

今季リーグ戦で1度も出番のないMF阪田澪哉(20)が、3トップの右で先発し、途中から右サイドバックに位置を変更。小菊監督からかつてのDF毎熊晟矢(26)と同じ二刀流(複数ポジション)の教育を受けており、伸び盛りの才能をアピールした。

これで6月のプレーオフは、5月15日のリーグ戦で1-2と惜敗した町田とのリベンジマッチになる。5日がホーム、9日がアウェー戦になる。

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