レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(22)が、東京ヴェルディとの凱旋(がいせん)試合に先発出場し、巧みな足業で国立をどよめかした。

久保は4-3-3の右ウイングで出場。ボールを持つたびに会場は沸き、1人、2人と軽やかにかわすなど、持ち前のボールタッチを随所に披露した。

前半30分には巧みなワンツーからペナルティーエリア右に侵入して折り返すも、相手選手にクリアされた。同41分には右タッチライン際でボールを奪いに来た選手を股抜きでかわし、そのまま持ちこみ左足シュート。これはGK長沢の正面でゴールとはならなかった。

久保は後半のピッチにも姿を現したが、わずか3分のところで途中交代のボードが掲げられた。会場からは早すぎる交代に「もっと見たかった」というため息も漏れた。それでも温かい拍手に包まれながらピッチから下がった。平日夜のナイター開催だったが、久保見たさに4万150人の観衆が詰めかけた。

試合は久保のほかに主力MFブライス・メンデスも先発に名をそろえたRソシエダードが前半から押し込む展開。チャンスを作りながら得点を奪えない中、前半45分に均衡を破った。

クリアボールを拾ったMFゴンサレスがペナルティーエリア手前からミドルシュートを放つと、GK長沢は手前でバウンドしたボールをセーブし損ない、ゴールイン。1点をリードして終えた。

後半は両チームともメンバーを次々と入れ替えた。東京Vが押し込む展開が増え、後半30分にはDF山田裕がフリーとなり右足シュート。これは力なくGK正面となった。さらに同37分にはMF河村慶が右サイドから右足を振り抜いたが、右ポストに阻まれた。

そして後半アディショナルタイム、ワンツーからFWザハリャンが豪快に右足を振り抜き、Rソシエダードに追加点が生まれた。2-0とし、欧州チャンピオンズリーグ16強の実力を見せた。

 

久保建英が国立沸かす、レアル・ソシエダードが2ー0で東京V下す/ライブ詳細