セレッソ大阪の元日本代表MF香川真司(35)が23日、古巣ドルトムントとの親善試合(24日、ヤンマースタジアム長居)に向け、両クラブの共同記者会見に出席した。
会見場の本拠地ヨドコウ桜スタジアムに姿を現した香川は「ドルトムントは、僕にとって一言では表せない大事なクラブ。日本での対戦に非常に興奮している」と、ドイツ1部の古巣との対戦を心待ちにした。
この日の会見にはC大阪小菊昭雄監督(49)、ドルトムントのヌリ・シャヒン監督(35)とノルウェー代表DFユリアン・リエルソン(26)も出席。
ドルトムントは当時21歳だった香川が10年7月、初めてC大阪から海外移籍を実現させたクラブ。今夏に就任したシャヒン監督は、その14年前の移籍当時、香川とともに選手としてリーグ優勝を実現させた。
この日の会見前、大阪市内のホテルでシャヒン監督と再会したという香川は「同じ年齢で、自分が初めて契約が決まってドルトムントに行った日、彼が一番自分を受け入れてくれた。最初に話しかけてくれた大きなパーソナリティーを持った人。当時から監督になることが想像できた。選手と監督として対戦できて、非常に光栄です」と、親友の関係を強調した。
シャヒン監督が23年12月まで指揮したトルコ1部のアンタルヤスポル時代、当時欧州でプレーしていた香川に獲得オファーを出し、香川が断ったエピソードも披露された。そのため、シャヒン監督は同じ日本人の中島翔哉(現浦和)の獲得に至ったという。
シャヒン監督は「真司が言った通り、彼は素晴らしい親友。年をとったが、明日はどれだけのプレーを僕に見せてくれるか、すごくわくわくしている」と、笑顔で呼応した。
ドルトムントは今年6月の欧州チャンピオンズリーグ(CL)で準優勝。香川は「欧州CLのファイナリスト。リスペクトの気持ちはある」としつつ「親善試合だがしっかり勝てるように、自分がドルトムントのファンにしっかり結果で、元気だよと見せられるように頑張りたい」と会見を締めくくった。
当日の観客動員は1万人台になる見込みで、1年前のC大阪-パリ・サンジェルマンの3万2430人を大きく下回りそうだ。
それでもコンディション不良だった香川も時間制限で出場する予定。C大阪に今夏加入したスペイン生まれのU-20日本代表DF高橋仁胡(にこ、18)が、新天地デビューする可能性もある。
▽C大阪小菊監督(2年連続で欧州の強豪クラブとの親善試合が実現)「世界基準のクラブにひるむことなく、アグレッシブに戦いたい。サッカーの素晴らしさをお見せできるように精いっぱい戦う。ドルトムントのスカウティングをしっかりして、公式戦同様に勝利にこだわりたい」



