日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三名誉会長(68)が21日、茨城県内で行われた母校筑波大蹴球部の第74回全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)祝勝会兼創部130周年記念パーティーに出席した。
OBで同部の指導者も務めた田嶋氏は、「インカレ優勝、そして130周年記念のこのような盛大のパーティーにお招きいただき本当にありがとうございます。そしておめでとうございます」と祝福した。
同部はOBたちの活躍で日本サッカー界を支えてきた。近年も日本代表を支えるMF三笘薫(28=ブライトン)、DF谷口彰悟(34=シントトロイデン)らを輩出するなど、存在感は際立っている。田嶋氏はJFA内にもさまざまな役職で筑波OBがいることに触れ、「全てに緊張感を持ってやる。緊張感を持ってないと全然成長してないから、そういう気持ちでぜひやってもらいたい。とにかくプロフェッショナルで世界を目指してほしい」とアドバイスを伝えた。
長年サッカー界で生きてきた中で、少年サッカーの8人制導入やJリーグの秋春制採用など、必要だと感じたことを一貫して訴えてきた。
さらに現在、関心が高いのは「ユニバーサルアクス権」だと明かした。国民的な関心が高いスポーツや重要イベントを、誰もが経済的・物理的な障壁なく、無料放送で視聴・享受できる権利のことで「WBC見られなかった。残念」と3月にNetflixが独占配信した野球の祭典について言及した。
続けて「やっぱりこういうことって、スポーツの発展や文化醸成に大きく影響すると思ってるんです。だから、そのことについてはサッカー協会ではなく、自分個人の立場でこれからも一生懸命やっていきたいなという風に思ってます」と自身も緊張感を持ってチャレンジを続けていく姿勢を示した。
同大は、現役大学生たちも昨季は関東1部リーグとインカレの2冠を達成。毎年プロ選手が抜けても強さを示し、大学サッカーシーンをけん引している。



