アスルクラロ沼津がクリアソン新宿を2-0で下し、ホーム開幕戦を白星で飾った。0-0の前半32分にMF森夢真(24)の豪快な右足ミドルで先制。背番号11の今季初ゴールを皮切りに、後半40分にはDF一丸大地(23)がプロ初ゴールを決めて追加点。守備も今季初の無失点と攻守がかみ合った。次節もホームでの戦いが続き、ボンズ市原と対戦する。
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目の覚めるような一撃で道を切り開いた。0-0の前半32分、左サイドでパスを受けた沼津MF森が反転。ドリブルでゴールに向かった。相手1人をかわすと、迷わず右足を振り抜いた。「しっかり足に当たった。入るかなと思った」。手応え十分の強烈な一撃でゴール左上を射抜いた。
貴重な先制点でチームも乗った。守勢の時間帯には守備陣が踏ん張り、後半40分にDF一丸が右足ミドルで加点。完封で開幕2連勝を飾った。ヒーローは「降格してサポーターの数も減ってしまうと思ったけど、全然そんなことはなかった。積極的にいった結果がゴールにつながって良かった」と笑みを浮かべた。J3時代と変わらない3000人以上のファン・サポーターが駆けつけた本拠地。その期待に結果で応えた。
昨季のチーム得点王だったMF柳町が、今オフに移籍。攻撃の要として大きな期待を背負う森は、26-27年シーズンにもつながるJFLカップで「5ゴール5アシスト」を自らに課す。サイドが主だったポジションも今季就任した篠田善之監督(54)体制ではトップ下に変わり「ずっとやりたかったポジション。すごく充実している。自分が攻撃を引っ張るという気持ちは今まで以上に強いし、目標以上の活躍をしたい」と自覚を口にする。
次節のボンズ市原戦もホームでの戦いとなる。森は「もっと沼津が盛り上がるように頑張っていきたい。またみんなで喜びあえるように1週間、しっかり良い準備をしたい」と言った。3連勝を目指し、次も仕留める。【前田和哉】



