ワールドカップ(W杯)カタール大会に臨む日本代表のDF酒井宏樹(32=浦和)が20日午前、宿泊先のドーハ市内のホテルからズーム取材に応じた。3度目のW杯出場となり、経験者らしい考えを示した。

ドイツ、スペインが入った1次リーグに関して「勝利を求めるだけ。現代サッカーではどの組を見ても、どこが勝ち上がるか分からないということが起こっている。意外なチームが1次リーグを突破したなという、1つになればいい。やれない自信がなければ、このピッチに立たない」と言い切った。

過去2大会を経験した酒井は、初戦に関しては、14年ブラジル大会ではコートジボワールに敗れ、18年ロシア大会はコロンビアに勝った。日本の過去6大会の歴史上、初戦で勝ち点を取れば1次リーグ突破ができ、敗れれば敗退という結果が出ている。

それを踏まえ、23日のドイツとの初戦へ、ベテランは「本当に数字上、考えてもMAXで勝ち点9しか取れない中で、勝ち点3をいきなり取れるのか。勝ち点5で突破できる可能性がある中で、初戦で勝ち点3をゲットできるのか。もしくは残り2試合で、勝ち点6を目指さないといけないかは全然違う」とその重要性を力説。

一方で「(1次リーグ)3試合で1試合という気持ちでやっていかないと、突破できない」と総合的な考え方も必要とし、「(初戦で)勝ち点を取れなかった時のイメージも想定していないといけない。取れなかったから、じゃあ、突破できないのかとなってしまうのはありえないこと。そこはみんなで共有していきたい」と補足した。

ドイツに関しては「欧州の中ではかなり勤勉、規律がしっかりしているイメージ。弱点がないし、どの選手も抑えなければいけない。DFは常に集中するだけ。試合中に弱点を見つけられれば勝機はある。笑って(大会を)終わりたい」と完全燃焼を誓った。