森保ジャパンの2ボランチの一角であるMF守田英正(27=スポルティング)は、ドイツ戦出場がピンチになった。

20日に行われたトレーニングでも前日19日に続き、全体練習に加わることができなかった。左ふくらはぎ違和感で別メニューが続き、いまだ強度を上げた練習をこなせていない。15日の合流初日に復帰時期について「ちょっとわからない」と語ったが、コンディション調整に苦しんでいる。

合流直前に行われた13日のリーグ第13節ファマリカン戦はフル出場。合流後は「かたさが残っている」と違和感を訴え、回復に努めてきた。UAEでの17日の国際親善試合カナダ戦も、現地入りしなかった。18日はチームは休養日としたが、オフ返上でピッチで調整を続けた。

ドイツ戦まで残り3日の時点で全力で走るといった練習ができておらず、試合出場には暗雲がたれこめている。1次リーグは27日にコスタリカ戦、12月1日にスペイン戦も控える。主力だけに1日も早い復帰が待たれるが、初戦は守田抜きで臨むことも想定しなければならない状況になった。